今回は今さら聞けないNFTについて解説するよ!
ここ最近、仮想通過、暗号資産、メタバース、NFTなどといった言葉を多く耳にする機会があるのではないでしょうか。
コロナ渦で対面での活動が制限されるなか、オンライン上でやり取りが行われるこれらのサービスは国や地域を超えて多くの人々の間で利用されつつあります。
今回はこれらの言葉の中でもNFTについて解説していきます。
NFTはここ数年大きな注目を集めているキーワードです。
今回の解説を通してNFTについて、また、それに付随するサービスなどについても興味を持っていただけると幸いです。
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NFTとはなにか?
NFTとは、「Non-Fungible Token」という英語を省略したものであり、日本語に直すと「非代替性トークン」という意味になります。
日本語に直されてもピンとこないですよね。
「非代替性トークン」をわかりやすくザックリと言いますと、コピーすることのできない所有者の証明書がついているデジタルデータのことです。
これは、ブロックチェーン技術を用いて運用されています。
ブロックチェーン技術によりコピーすることができません。
つまり、偽造されることを防ぎ、安全性、信頼性を保証しています。
NFTは「非代替性トークン」のことで、唯一無二のデジタルデータとして扱うことができる。
NFTのメリット、デメリット
NFTのメリットについては以下のものがあげられます。
NFTのメリット
NFTの発行により、誰のものであるかがはっきりする
NFTを発行することでNFTに紐づけられたデジタルデータの所有者と権利者が明確になります。
これにより、例えばデジタルデータをコピーし、所有者であることを宣言したとしてもコピーしたデジタルアートには所有者と権利者のデータは付随しておらず唯一性の証明はできない。
これによって、本来の所有者、権利者の価値が保証されます。
プログラムにより、付加価値を付けられる
NFTはデジタル空間に存在するものなので、独自にプログラムを行い、デジタルデータの権利者が得をするような仕組みを作ることができます。
もしデジタルデータが売買によって作者の手元を離れたとしても、売買が行われるために購入金額のうち一定額が権利者のもとに振り込まれるように付加価値を与えることができるのです。
権利者が自由に付加価値を付与することができるという特徴から、アーティストなど創作活動をする人にとってメリットがあるのです。
NFTの発行されたものは希少性が担保されている
限定発売、期間限定、この言葉に惹かれる方は多いのではないでしょうか人は珍しいものに対して大きな価値を与える傾向があります。
NFTはまさに珍しいものの典型ではないでしょうか。
NFTが発行されたデジタルデータには唯一性があり、コピーや複製が効かないものなので価値が高まりやすいことが想像できます。
NFTのデメリット
つづいてNFTのデメリットについてです。デメリットは以下のものがあります。
仮想通過による影響が大きい
NFTを売買してやり取りをする際には仮想通貨を用いて取引されます。
そのため、仮想通貨の価値が暴落するようなことが起こると、その影響を受けNFT自体の価値も暴落してしまうことが考えられるのです。
このことから、NFTにより売買を行うことは投資に近い要素があるということを念頭に入れておく必要があります。
ガス代が発生する
NFTを売買する際、仮想通貨を用いて取引を行うといいましたが、仮想通貨を利用する際には、ガス代という手数料が発生します。
この手数料は変動するため、値段が高い時期に取引してしまうと出費が多くなってしまうことを想定しておいたほうがいいかもしれません。
NFTはデジタルデータに希少価値の高さを生み出し、売買されるごとに権利者が収益を得る仕組みなども作れる。
NFTの最近の事例
NFTを用いた最近の事例で、話題となっているものについて紹介します。
ULTRAMAN NFTの発行
こちらはXANAと呼ばれるメタバースプラットフォームから2022年2月24日に発行され取引が開始されました。
取引初日の発売価格が23000円だったものが、わずか1日で360000円以上まで上昇して取引され、約15倍価格が上昇するということが起こりました。
ULTRAMANは日本の漫画作品であり、特撮ドラマ「ウルトラマン」の世界から数十年後の世界を描いた作品となっており、全世界で展開されており発行部数は400万部を超えています。
また、Netflixにおいても2019年にアニメ化され、世界同時独占配信されております。
シーズン2の製作も今春決定しており人気の高さが伺えます。
NFT発行によるウクライナ支援
現在、ロシアによるウクライナ侵攻が世界的に問題視されている中、ウクライナではNFT発行計画が発表されました。
また、このほかにもウクライナの芸術家などが発行しているNFTを購入することで支援を行う動きがみられています。
これまでの戦争ではなかった暗号資産による新しい支援の形が話題を呼んでいます。
まとめ
今回の記事ではNFTとは何かについて解説しました。
NFTを発行することでデジタル作品などにおいて唯一性を確保することが可能となり、その価値を高めることができるのです。
また、予めのプログラムにより発行者が損をしないような付加価値を与えることも可能となっています。
また、人気の作品のNFTが注目されていたり、戦争支援のためのNFT利用など、幅広く利用されたりしています。
今回の記事を読んで興味を持った方がいればぜひNFTを実際に利用してみてください。
今後まだまだ発展の可能性を秘めているため、是非活用してみてください。
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NFTってよくわからないんだけど、今さら聞きにくいなぁ‥‥。