KuCoinとは登録方法も簡単って本当?セキュリティは安心?実態を大調査

「KuCoin」は、2017年設立した、香港に拠点のある仮想通貨取引所です。

KuCoinには400種類以上もの仮想通貨があり、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はもちろん、国内取引所では取り扱いのない仮想通貨も取引することができます。

また、独自の仮想通貨クーコインシェアズ(KCS)も発行しており、保有することで配当金や手数料の割引特典などが受けられます。

仮想通貨取引所としてはまだ日が浅く、サイトも日本語に対応していないことから、「登録が難しいのでは」と、まだスタートできていない人もいるのではないでしょうか?

今回は、話題の仮想通貨取引所「KuCoin」について、登録方法から、出金・送金などの取引方法、気になるセキュリティ面について詳しく解説しました。

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KuCoinとは?どんなメリットがあるの?

「KuCoin」は、2017年9月に設立した、香港を拠点とする仮想通貨取引所です。

世界200カ国以上の国と地域に、1000万人を超えるユーザーを保持しています。

現在は創業者であるジョニー・リュー(Johnny Lyu)が最高責任者(CEO)を務めており、創業からわずか数年で世界最大クラスの仮想通貨取引所となりました。

2018年にKuCoinは日本人向けのサービスを停止すると宣言し、「日本人は利用できない」「日本在住者は取引ができない」と言われていました。

厳密に言えば、「日本在住者向けのサービスが停止される」というだけで、「日本人へのサービスが停止される」という意味ではありません。

ただ、日本在住者は本人確認(KYC)の審査が通らず、出金制限がかかるというデメリットはあります。

出金制限は1日1BTCと、1日に何百万円も出金するようなことがなければ、特に問題ないといえるでしょう。

では、KuCoinにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

メリットその1:取り扱っている仮想通貨の種類が多い

KuCoinは、400種類以上の仮想通貨を取り扱っており、ビットコインやイーサリアムはもちろん、国内取引所では取り扱いのない仮想通貨も取引することが可能です。

まだまだ知名度は低いけれど、期待値の高い仮想通貨も購入することができるので、長い目で見た投資にも向いています。

メリットその2:手数料が安い

KuCoinの手数料は0.1%と、他の海外取引所(0.2〜0.25%が相場)に比べると安価に設定されています。

さらに、KuCoin独自の仮想通貨KCSを保有していれば、手数料からさらに追加の割引も受けることができ、お得です。

メリットその3:登録が簡単

KuCoinの登録は、メールアドレスや電話番号さえあれば誰でも簡単に行えます。

公式サイトは日本語に対応していませんが、アプリ版は日本語や英語をはじめとする全22カ国語に対応しており、手順もシンプルなのでおすすめです。

メリットその4:セキュリティがしっかりしている

KuCoinのセキュリティ面に関しては、このあと詳しく解説していますが、2020年にハッキング被害に遭ったことがきっかけとなり、より強いものにアップグレードされています。

取引にはいくつかのセキュリティ認証が必要で、少し手間ではありますが、あなたの資産をしっかりと守ってくれています。

KuCoinの登録方法は簡単!誰でもすぐに口座開設ができる!

実際に取引を始めるために、KuCoinの登録方法について解説していきます。

KuCoinは、電話番号とメールアドレスを入力するだけで、誰でも簡単に登録ができます。

iPhone(アプリ)から登録する場合】

1.App Storeで「KuCoin」と検索し、アプリをインストール(下記画像のロゴを参照)

2.アプリを開き、右上のベルマークを押すと、メールアドレスによる登録画面が開く。

3.Emailアドレスを入力し、下の「送る」ボタンをクリックする。

 メールアドレス宛に認証メールが届くので、認証番号を確認し、「Email認証コード」の欄に入力する。

4.パスワードを設定する。(1つ以上の大文字・小文字・数字を含めた10〜32文字以内のもの)

5.登録完了!取引用の仮想通貨の購入か、既に持っている方はそのまま取引をスタートできます。

【WEB(パソコン)から登録する場合】(こちらでも簡単に登録可能)

1.KuCoin公式サイトの「Sign up」にアクセス。

2.必要項目を入力し、パスワードを設定する(1つ以上の大文字・小文字・数字を含めた10〜32文字以内のもの)

3.「今すぐ登録」をクリック。

KuCoinの取引方法はシンプルで簡単!

KuCoinの口座が開設できたら、次はいよいよ取引のスタートです。

KuCoinは、日本円での入金に対応していないため、一旦仮想通貨に振替えてからの入金になります。

国内の仮想通貨取引所で、送金ができる仮想通貨を購入してから、KuCoinを買うという流れです。

KuCoinへの入金手数料は無料ですが、国内からの送金手数料は発生するので、手数料が安いところを探して購入すると良いでしょう。

【入金方法】

1.アプリのホーム画面(Home)にある、「預入」をクリックする。

2.入金に使う仮想通貨を選択する。(一覧にないときは、検索画面でも探せる)

3.表示されたQRコードを読み取るか、「アドレスのコピー」のボタンを押して、このアドレス宛に国内の取引所から仮想通貨を購入して送れば、入金完了。

【出金方法】

1.「Assets」を押し、上部にある「出金」をクリックする。

2.「アカウントのセキュリティを保護するために、以下の2つのセキュリティを有効にしてください」と表示されるので、「有効化」をクリックし、設定する。

①SMS認証またはGoogle認証(2段階認証の設定)

QRコードが表示されるので、「Google認証システム」のアプリを使って、読み込む。

②取引パスワード

①の認証が完了したら、再度「有効化」を押し、Google認証コードで出た6桁の数字を入力、「確認」をクリックする。

3.口座開設時に最初に決めたパスワード(ログインパスワード)を入力し、「登録」をクリックする。

4.次に、取引パスワードとして6桁の数字を決め、入力し、「有効化」をクリックする。

5.手順2〜3が完了すると、「出金」ボタンが押せる様になるので、クリックする。

(ちなみに、手順2〜3は初回の出金時のみ必要な作業なので、2回目以降は手順6から進めます)

6.出金に使う仮想通貨を選択する。(見つからない場合は検索する)

7.下記の必要事項をそれぞれ入力し、「確認」をクリックする。

①ウォレットアドレス…送金先のアドレス

②ネットワーク…選択肢が出てくるので、最適なものを選択する

③出金数量…出金したい数を入力

8.改ざん防止の確認に関するメッセージが出てくるので、よく読んで「確認」をクリックし、手順4で決めた6桁の取引パスワードを入力する。

9..Email認証コードの「送る」ボタンを押すと、登録したアドレス宛にコードが届くので、入力した後、Google認証コードを入力して、「確認」をクリックすると、送金完了。

【振替方法】

取引を始める前に、KuCoinには「メインアカウント」と「取引アカウント」があることを理解しておきましょう。

口座に送金すると「メインアカウント」に振り込まれ、他のウォレットに出金したりする時も、「メインアカウント」から出金されます。

しかし、実際に取引をするときは「取引アカウント」に振替をしていなければなりません。

1.「Assets」を押し、上部にある「振替」をクリックし、振替する仮想通貨を選択。

2.「メインアカウント」から「取引アカウント」へ、となっていることを確認した上で、移したい数量を入力し、「確認」をクリックすると振替完了。

【取引方法】

1.ホーム画面から「トレード」を選択し、クリックする。

2.①〜④の通貨ペア、売買方法、取引方法、数量を選択する。

①通貨ペア

「ETH/BTC」のように、取引したい通貨ペアを選択します。

左側(ここではETH)にある通貨をベースとして、②で「買う・売る」を選択します。

②売買方法

ここでは「買う」を選択しているので、「BTCでETHを買う」という意味になります。

「売る」を選択すると、「BTCを買うために、ETHを売る」という意味です。

③取引方法

取引方法にはいくつかありますが、代表的なものは次の2つです。

必要に応じて、自分に合った取引方法を選択していきましょう。

・リミット(指値注文)…自分で買う額を指定して購入できる/同じ額で売りたい人がいないと購入できない(手順6に進む)

・マーケット(成行注文)…売りたい人と買いたい人の適正額で購入できる(手順5に進む)

④数量

取引したい数量を選択します。

3.「買う」をクリックして、購入を確定する。

KuCoinのセキュリティは強くて安心!失敗を乗り越えてアップグレード

最後に、KuCoinのセキュリティについて紹介します。

KuCoinは2020年に、ハッキング被害により約300億円の仮想通貨が流出。

大きな損失だったにもかかわらず、KuCoinはすぐに被害を受けたユーザーに対して損失の全額を保証すると発表し、その後もハッキング事件に対して法的手段を取るなどして対応しました。

同年11月には損失額の約8割近くを回収し、この事件をきっかけにセキュリティ面も大幅にアップグレードしました。

通常、ハッキング事件は運営が泡にも大きなマイナスイメージを与えるのですが、KuCoinはその逆。

事件をも逆手に取り、迅速な対応でユーザーに安心感を与え、さらなるセキュリティ強化で好印象を残しました。

先ほど紹介した「出金」についてもそうですが、作業ひとつとっても何段階ものセキュリティ認証をしなければなりません。

少し手間に感じますが、大事な資産をしっかりと守ってくれている安心感があり、それが多くのユーザーを抱えるKuCoinの魅力でもあります。

まとめ

今回は話題の仮想通貨取引所「KuCoin」の実態と、登録方法などを紹介しました。

公式サイトは日本語対応していませんが、翻訳アプリ等を駆使すれば問題なく作業できるレベルですし、今は日本語対応のアプリもあるので気軽にスタートできます。

KuCoinは400種類以上の仮想通貨を取り扱っており、国内取引所では取り扱いのない仮想通貨も取引することが可能。

手数料は0.1%と、他の海外取引所(0.2〜0.25%が相場)に比べると安価なのも、始めやすい理由の一つです。

電話番号とメールアドレスを入力するだけで、誰でも簡単に登録ができ、主出勤や送金もアプリから簡単に行うことができます。

日本円で取引ができないため、取引可能な仮想通貨に振り替える必要がありますが、手順も簡単なので慣れればストレスなく取引が行えるでしょう。

大きなハッキング事件を経て、さらなるセキュリティ強化が実行されたこともあり、KuCoinでは安心して取引ができます。

「登録方法が難しそう」「セキュリティ面が不安」と、まだ登録をしていなかった人は、是非この機会に取引を始めてみて下さい。

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