2022年2月2日にFTX Trading Limite(以後、FTX)はQuoine株式会社であるLiquid Group Inc.を買収し、それに伴いLiquidは国内初の『Solana(ソラナ)』と『FTXトークン(FTT)』の取り扱いを開始しました。
またFTTに関しては、国内初、入出金のマルチチェーンに対応(現在はWebブラウザ版のみ対応、モバイル版も予定されている)しており、SolanaとERC-20のネットワークを選択可能。
マルチチェーンの対応により、従来と比べ少額の出金手数料で迅速にLiquidと外部ウォレットの間で資金を送金することが可能になりました。
また出金時に、Solanaネットワークを選択することで、出金手数料が無料になります。
そのためこれから国内では、FTXユーザーも増えてくることでしょう。
そこでこの記事では、FTXとSolanaについて、概要や特徴を解説していきます。
この記事でわかること
・FTXは豊富な金融商品を取り扱う仮想通貨デリバティブ取引所
・FTXは世界的スーパースターとパートナーシップを結んでいる
・FTXが取り扱っている2021年から高騰続けているFTTの特徴
・ブロックチェーンアプリの開発を目的としたSOLの特徴
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FTX Trading Limiteとは
FTXは、仮想通貨デリバティブ取引所として世界的に有名な取引所です。
デリバティブとは、現物ではなく金融派生商品のことを指します。
つまりFTXが出している商品は仮想通貨の派生商品だということがわかりますね。
またFTXでは、豊富な金融商品を購入できることでも有名ですよね。
例えば、「Fractional Stocks Offerings(FSO)」という大手企業の株式をトークン化したものも販売しています。
さらにFTXでは、大統領選挙の結果を予測する商品も売られています。
デリバティブならではのユニークな商品をここまで揃えられることもFTXの魅力のひとつでしょう。
またFTXといえば、2021年の11月にエンゼルスの大谷翔平投手と長期的なパートナーシップを結んだことも話題になっていました。
大谷はFTXブランドのグローバル・アンバサダーを務め、FTXは大谷に代わってさまざまな慈善寄付を行っていくようです。
飛距離425フィート(約129.5メートル)以上の本塁打である「ムーンブラスト」1本につき1万ドル(約114万円)、ワールドシリーズでは1本につき10万ドル(約1140万円)を寄付しており、合計で55万ドル(約6300万円)を寄付した。大谷はこの「ムーンブラスト」を今季20本放ち、メジャートップの本数でした。
また、ステフィン・カリーやトム・ブレイディといったスポーツ界の世界的スーパースターもこのFTXとパートナーシップを結んでいます。
そしてFTXがLiquidを買収したことにより、「Solanaトークン(SOL)」と「FTXトークン(FTT)」が取り扱えるようになりましたね。
次の見出しでは、上記2つの仮想通貨の特徴はどのようなものなのかを簡単に解説していきます。
FTXトークン(FTT)とSOLの特徴
仮想通貨FTTの特徴には、以下の4つが挙げられます。
・高いレバレッジ取引ができる
・FTTのステーキングができる
・手数料の割引を受けられる
・バーンにより価値が上がる
そして仮想通貨SOLの特徴は、以下のとおりです。
・処理速度が速く、取引手数料も安い
・ブリッジ機能の構築にも努めている
・企業やプロジェクトと提携している
・ステーキング報酬を獲得できる
SOLはSolanaの基軸トークンで、SOLの特徴はそのままSolanaの特徴と同じです。
Solanaというブロックチェーンは、イーサリアムキラーとも呼ばれている優秀なスマートコントラクトによる高速処理と安価な手数料を実現しているチェーンです。
多くの企業やプロジェクトと提携しており、SOLもSolanaとともにますます人気になっていますね。
どちらも人気の高い仮想通貨で、上記以外にもメリットがあります。
またFTTに関しては、2021年から急激な高騰を始めています。
そのため、「Binance(バイナンス)を脅かす存在になってくれるのでは」と期待されている仮想通貨でもありますね。
まとめ
FTXがLiquidを買収したことによって、国内でFTTとSOLを取り扱えるようになり、マルチチェーンにも対応して、さらに取引が行われやすくなりました。
またエンゼルスの大谷投手とのパートナーシップによって、これから国内でも仮想通貨が根付いていくことも期待できますね。
しかし現状FTXは、日本人の新規登録を規制しているようで、この原因は、日本の金融庁による金融商品を販売するための認可が必要だからです。
同じく海外仮想通貨取引所である「Binance」は、金融庁からの認可を受けないまま日本にサービスを提供したため、2度の警告を受けています。
そのため、FTXが日本へのサービス提供を再開するかどうかは現状不明ですが、Liquidは日本の金融庁から認可を受けた最初の取引所のため、期待できますね。
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