Web3.0はこれからの時代に大事になってくる概念だから、
ちゃんと知っておこう!
最近Web3.0という言葉をよく耳にしませんか?
Web3.0とはイギリスのコンピュータ科学者であるギャビン・ウッド氏が提言した新しいインターネットのあり方を指した言葉です。
そして初期のインターネット時代の良さと現在の便利な時代の良さが融合することでそれぞれの問題点を解決してくれると期待されています。
そういわれても具体的にどういうものなのか、どんな利点があるのかわかりませんよね。
この記事ではWEB3.0について詳しく説明していきます。
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Web3.0という概念が生まれるまでの流れ
Web3.0という概念を説明する前に、Web1.0とWeb2.0がどういうものか理解しておく必要があります。
Web1.0とは
まず、Web1.0とはインターネット黎明期に当たる1990年代のWEBのあり方に該当します。
1994年にアメリカでYahooとAmazonが誕生しました。
その翌年の1995年にはWindows95の発売やインターネットプロバイダーの急増に伴う料金の低廉化によりインターネットの普及に拍車がかかった時期でした。
様々なサイトやサービスが個別に存在しており、それぞれの自由な意志がインターネット上で表現することが可能になったことで現実世界の制約から解放された自由な空間であると期待されてました。
しかし当時のインターネットはEメールが主流で、ユーザーはWebページを閲覧するだけの物であったりとやり取りが一方通行になりがちであり相手の顔も分からない状態でした。
まだインターネットのルールも定められておらず不十分な状態でしたが、これらの問題を解決したのがWeb2.0です。
Web2.0とは
Web2.0とはインターネット上で双方向のコミュニケーションが可能になったものです。
2000年を過ぎたあたりからADSLなどに伴うネット回線の高速化などによってインターネットに常時接続が一般的になりました。
それにより双方向のコミュニケーションが可能となりYouTubeやSNSが誕生し、普及率が高くなっていた携帯電話でもインターネットに接続できるようになったため誰もがインターネットに参加する時代になりました。
この双方向に通信ができるようになった時期をWeb2.0時代と呼びます。
そして、Web3.0とは
Web3.0は閲覧する、双方向のコミュニケーションを取れるだけでなく所有するという概念が加わりました。
Web3.0では利用者自身の行動履歴や検索履歴といった自分のデータを管理することができるのです。(詳しくは次の章で解説します)
また、NFTを所有してコミュニティに参加し貢献することで、NFTやトークンの価値を上げたりトークンをもらえたりします。
NFTという株に変わるような価値を持つものを所有しプロジェクトのコミュニティに参加して、プラットフォームの支配なく当事者のみで作り上げていくことができます。
Web3.0ではNFTなどのデータを所有して、コミュニティの行く末を自分達で決めることができるようになるんだね。
Web3.0は自分のデータを所有、管理することができるものである。
Web3.0が誕生したきっかけ
Web3.0とは分散型のインターネットです。
GAFAをはじめとするプラットフォーマーへのユーザーの反発によりWeb3.0が必要となりました。
TwitterやYouTube、Amazon などのプラットフォーマーはルールを犯したユーザーのアカウントを凍結したりコンテンツを削除したりすることが可能です。
そのためSNS上でのコミュニティというのは企業にアカウントを消されてしまえば自分が作り上げたコミュニティであっても修復ができなくなります。
つまりプラットフォームを運営する側に左右されてしまうのです。
プラットフォームの運営者たちは自分たちのルールをユーザーに課し、小人数が作るアルゴリズムの中で収益を最大化するということをやってきました。
ユーザーを集めそのデータを自分たちの収益のために使い利益を上げるという仕組み、これが中央集権型Web2.0の問題点です。
ユーザーがコンテンツ作りに貢献しているにも関わらず見返りどころかデータを搾取されているという状況です。
このようなプラットフォームの中で収益を上げていくのがWeb2.0でありユーザー同士の間で流通されているお金をいったんプラットフォームが収集して分配するというスタイルです。
このWeb2.0のままであればプラットフォームでアカウントを作るのは必須であり、個人情報も行動データも収集されさらに手数料も搾取されます。
このようなユーザーの反発がWeb3.0を誕生させるきっかけとなりました。
気づかないうちにGoogleなどの大企業に支配されていたとも言えるんだね。
Web3.0に必要な3つの要素
Web3.0に必要な要素は
- FT(Fungible Token)
- NFT(Not Fungible Token)
- DAO(Decentralized Autonomous Organization)
の3つがあります。
まずFT(Fungible Token)とは暗号資産をはじめとした代替可能なデジタルトークンのことです。
NFT(Not Fungible Token)とは偽造不可な鑑定書や所有証明書付きの代替不可能なデジタルトークンのことです。
DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは分散自律型組織のことです。
プロジェクトやサービスを進めるにあたって通貨やコンテンツと所有権、組織と意思決定が必要になります。
この分散自立型組織では物事に対してのアプローチの仕方などWeb2.0のように中央集権的に決めるのではなく、トークンを持っている人がそのトークンを投票という形で意思決定の判断をすることが可能になります。
Web3.0は大企業の利益の独占を防ぎ、搾取されないためにも重要である。
Web3.0の実現に向けて取り組まれていること
インターネットが自由ではなく少数の企業が独占的に支配しているという状況を変えるために調査が行われ、アメリカの議会でビッグ・テッグの独占禁止法に関する報告書が提出されました。
このように問題を解決しようという動きがあり、この問題を解決する可能性があるのがブロックチェーン技術です。
ブロックチェーンとは特定の管理者がなくても取引などのデータを正しく保存できる仕組みのことです。
インターネット上のデータを特定の企業が管理して独り占めするのではなく、インターネットに参加している人たちが自分たちでデータを管理するようになるイメ―ジです。
管理者としてデータを独占的に管理する企業がいなくなることでデータの管理を自分自身やお互いに監視し合いながら管理します。
これによって大企業やお金に支配されない自由なインターネットの世界が作られます。
また、ブロックチェーン技術を用いたWeb3.0が実現されることで、今までは個人情報が集められているサーバー自体がハッキングされて全ての情報が流出してしまうという危険もなくなります。
情報の管理が分散されていることから情報漏洩などの危険性も大きく下がります。
しかし、問題が生じた場合の問い合わせ先が明確でないなどの問題点もあり、完全移行にはまだ時間があるため今からWeb3.0事業に参入することは大きなチャンスを生むと考えられます。
Web3.0はブロックチェーン技術によって形成される。
動画での解説はこちら↓
まとめ
この記事では
- Web3.0はこれまでのWebに所有の概念が加わったもの
- Web3.0は大企業に利益を独占されないためにも必要
- Web3.0の実現にブロックチェーン技術が使われている
ということを紹介しました。
今回紹介したWeb3.0のようにインターネットには新しい概念がどんどん登場してきます。
インターネットが生活をする上でも欠かせなくなってしまっている現在、知らないままよりは少しでも知っていく必要があると思います。
特に、時代の変化についていけなくなるとビジネスチャンスや投資チャンスを逃してしまうことがあるのでしっかり学ぶ必要があります。
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最近Web3.0って言葉をよく聞くけど、よくわからない‥‥。