パンケーキスワップ（Pancakeswap）とは？使い方を解説！

今回はDEX(分散型取引所)と呼ばれるパンケーキスワップの使い方について解説していきます。

パンケーキスワップは、主にBNB Smart Chain(BEP-20)を取引できる分散型取引所です。

それに伴い、スワップしたりファーミングしたりする際のガス代は、BNBが必要になりますのでご注意ください。

パンケーキスワップは2020年9月にローンチし、世界トップクラスの分散型プラットフォームです。

また、サイトが日本語に対応しているため多くの日本人ユーザーがパンケーキスワップを利用しており、これからDeFiを始めたい初心者の方にオススメのプラットフォームとなっています。

パンケーキスワップの実績は上記の通り。

・170万人のユーザー数

・1900万人トレード

・$39億ステーキング中

KYC(本人確認)がいらず、仮想通貨ウォレットを接続するだけで簡単にスワップやファーミング等を行い、収益を得ることができます。

そんなパンケーキスワップの使い方と、DEXを利用する際に知っておくべき注意点を詳しく解説します。

本記事の内容は以下の通りです。

• パンケーキスワップの使い方
• パンケーキスワップのスワップ手順
• パンケーキスワップのファーミングの手順
• パンケーキスワップのステーキングの手順
• パンケーキスワップの注意点

それぞれ解説していきます。

パンケーキスワップの使い方

まずはパンケーキスワップの使い方を解説していきます。

パンケーキスワップで出来ることは主に以下の3つです。

• スワップ＝他の仮想通貨に交換
• ファーミング＝仮想通貨を預けることで金利や手数料収入を報酬として獲得
• ステーキング＝cakeを預けて報酬を獲得

用途に合わせて正しい使い方を学んでいきましょう。

それでは、サイトにアクセスして、日本語設定を行いましょう。

既に日本語設定ができている方は次に読み進めて下さい。

下記リンクからパンケーキスワップのTwitterにアクセスしましょう。

こちら

ドメインが「pancakeswap.finance」を確認できればクリックして下さい。

すると上記の画面に移ります。

まずは日本語設定を行いましょう。

画面右上の地球マークをクリックして下さい。

次に日本語を選択しましょう。

するとこのように日本語で表示できました。

パンケーキスワップで仮想通貨をスワップする手順

スワップとは仮想通貨を交換・両替することを指します。

今回はBNB→cakeにスワップする手順を紹介していきます。

cakeとはパンケーキスワップのガバナンストークンにあたり、ステーキングなどの利息をcakeで支払われる仕組みとなっています。

仮想通貨をスワップする手順は以下の通りです。

1. ウォレットを接続
2. ネットワークを選択
3. トークンを選択
4. スワップを確定

順番に解説していきます。

ウォレットを接続

スマホの場合は別の手順が必要になりますので、こちらのページをご覧ください。

画面右上のメニューの「ウォレットを接続」をクリックしましょう。

ウォレットは「MetaMask」「Injected」「Binance Wallet」「Coinbase Wallet」「Trust Wallet」の5つが接続可能なウォレットになります。

今回はMetaMaskで手順を進めていきます。

ネットワークを選択

次にネットワークを選択していきましょう。

ネットワークは以下の2つから選択可能です。

• BNB Smart Chain(バイナンススマートチェーン)
• Ethereum(イーサリアム)

今回はBNB Smart Chain(バイナンススマートチェーン)を選択していきます。

次にスワップするトークンを選択しましょう。

トークンを選択

画面左上メニューのトレードからスワップをクリックしましょう。

スワップ画面の上が交換元となる通貨を選択して、下が交換先となる通貨を選択します。

スワップを確定

選択した仮想通貨の取引数量を入力してスワップを確定させましょう。

スリッページ許容度を変更

取引成立できない場合はスリッページ許容度の%を高めましょう。

手順は以下の通りです。

スワップ画面の歯車マークをクリックして下さい。

スリッページ許容度を2〜4%に設定すると取引成立しやすくなりますが、取引数量が減少する可能性があるので注意しましょう。

スリッページとは注文を確定した価格と実際に成立した価格との差のことを指します。

相場が大きく変動した場合には、大きなスリッページが発生する可能性があります。

どのトークンも常に相場が変動しているので多少の価格差が生じます。

ネットワーク手数料はCEX(中央集権型取引所)に比べるとDEX(分散型取引所)は比較的コストを抑えられる点がポイントです。

スワップを確定させてガス代を確認しましょう。

ガス代は交換元に仮想通貨で支払います。

取引成立すれば実際に反映されているか、メタマスクを開いて確認しましょう。

反映されていればスワップの手順は終了になります。

パンケーキスワップのファーミングを始める手順

ファーミングとは、仮想通貨を預けることで金利や手数料収入を報酬として獲得できることを指します。(正式名称：イールドファーミング)

Aさんが預けた仮想通貨をBさんがスワップ(交換)すると、Aさんに交換手数料が与えられ稼げるという仕組みになっています。

手順は以下の通りです。

1. ペアを選択
2. 流動性の追加
3. 預け入れる数量を入力

順番に見ていきましょう。

ペアを選択

今回は「BNB-BUSD」のペアで進めていきます。

画面左上の「流動性」をタップし、「流動性の追加」をクリックしましょう。

有効なペアを「BNB」「BUSD」を選択します。

流動性の追加

次に「流動性の追加」をクリックしましょう。

預ける数量を入力

次に数量を入力します。

補足として、預ける数量は金額ベースで1:1になるように設定します。

(例：BNB100ドル分とBUSDT100ドル分）

また、ファーミングならではの「インパーマネントロス」という考えがあります。

詳しくは割愛しますが、ペアとして預けることにより価格が変動し損失を招くことを指します。

ファーミングを行う際に重要な知識なので、しっかりと理解しておきましょう。

預け入れる数量を入力し、「供給」をクリックしてガス代を支払うと「BNB-BUSD　LP」というLPトークンが与えられます。

次にこのLPトークンをファームに預けてファーミングを行いましょう。

パンケーキスワップでLPトークンをファーミングする手順

先ほど与えられたLPトークンをファーミングしていきましょう。

画面左上の「ファーム」をクリックしましょう。

先ほど与えられたLPトークンの「BNB-BUSD」をクリックして下さい。

仮に見つからない場合は、並び替えや、検索することができるので有効活用して下さい。

BUSD-BNBをクリックして「有効にする」をタップしましょう。

トランザクション内容を確認して、確認ボタンをクリックしましょう。

すると、「stake LP」に移り、預けるトークン量を入力するとファーミング完了になります。

ファーミングで得た収益を確認・回収する方法

ファーミングで得た収益を確認する方法は、ファーミングしているLPトークンを選択すると収益が確認できます。

ファーミングで得た収益を回収する方法は、黄色枠内の「収穫」をクリックすると収益を回収できます。

注意点として回収する際、毎回ガス代がかかるのである程度溜まったところで、回収することをオススメしています。

パンケーキスワップでトークンをステーキングする手順

パンケーキスワップはLPトークンをステーキングする他にも、トークンをステーキングするだけで簡単に稼ぐことができます。

今回はパンケーキスワップの独自トークンの「cake」をステーキングする手順を解説していきます。

画面左上の「プール」をクリックして下さい。

ステーキング一覧、一番上のCAKEをステーキングをクリックして下さい。

プールを有効にするをクリックして、預けるトークン量を入力するとステーキング完了になります。

注意点として、ロック(引き出せない期間)が長ければ長いほど、利回りが高くなる反面、価格暴落などのリスクも高くなります。

ロック期間が終了すると、ステーキングされた CAKEとともにロックが解除されます。

パンケーキスワップの使い方まとめ

今回はパンケーキスワップの使い方について解説しました。

パンケーキスワップの要点は以下の通りです。

• 2020年9月にローンチし、170万人のユーザー数を誇る世界トップクラスの分散型プラットフォーム
• サイトが日本語に対応しているため多くの日本人ユーザーがパンケーキスワップを利用しています。
• パンケーキスワップは、スワップ、ファーミング、ステーキングの3つを行い稼ぐことができます。
• ファーミングやステーキングで得た収益を収穫すると、ガス代がかかるのである程度期間を置いてから収穫しましょう。

スワップ・ファーミング・ステーキングを行う際の手順を画像付きで解説しました。

初心者の方は、まずは少額から取引していき、徐々に操作方法やファーミング・ステーキングの仕組みを理解していきましょう。

今回は以上になります。