ユニスワップの使い方とは?分かりやすく解説!

今回はDEX(分散型取引所)と呼ばれるユニスワップの使い方について解説していきます。

ユニスワップは、主にイーサリアムメインネット(ERC-20)上のトークンを取引できる分散型取引所です。

それに伴い、スワップしたりファーミングしたりする際のガス代は、イーサリアムが必要になりますのでご注意ください。

ユニスワップは中央管理者が存在しないため最安値で仮想通貨をスワップすることが可能です。

グローバルでパーミッションレスな特徴をもち、国境という概念がなく、スマートフォンとインターネット環境があれば、誰でも参加できます。

また、アカウントの登録や個人情報の入力は必要がなく、使いやすさと匿名性を重視して作成されています。

そんなユニスワップの使い方と、DEXを利用する際に知っておくべき注意点を詳しく解説します。

本記事の内容は以下の通りです。

  • 初心者が陥りやすいDEXの注意点
  • 仮想通貨をスワップする手順
  • ファーミングで収入を得る手順

それぞれ解説していきます。

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初心者が陥りやすいDEXの注意点

一つ注意点として、Google検索等でユニスワップのサイトにアクセスする行為は非常に危険です。

理由としてDEXと呼ばれる分散型取引所は偽サイトが出回っている可能性が高く、ウォレットを接続すると資金が盗まれる場合があるからです。

同じDEXとして知られるPanceSwapの検索順位の1位が詐欺サイトであったことも過去にはありました。

なので詐欺被害を回避するために、Google検索等を利用してサイトにアクセスする行為は危険なのでやめましょう。

公式サイトにアクセスする方法として、公式Twitterや公式Disordなどのリンクからアクセスすることをおすすめしています。

ですが、公式TwitterやDiscordが乗っ取られている場合もあるので過信せず、ドメインを必ず確認しましょう。

このアクセス方法はユニスワップだけでなく、仮想通貨を触るにおいて重要なことなのでしっかりと詐欺サイトの対策をしていきましょう。

下記リンクから公式Twitterにアクセスしましょう。

こちら

ユニスワップで仮想通貨をスワップする手順

スワップとは仮想通貨を交換・両替することを指します。

今回はETH→USDTにスワップする手順を紹介していきます。

仮想通貨をスワップする手順は以下の通りです。

  1. ウォレットを接続
  2. ネットワークを選択
  3. トークンを選択
  4. スワップを確定

順番に解説していきます。

ウォレットを接続

スマホの場合は別の手順が必要になりますので、こちらのページをご覧ください。

画面上のメニューの「スワップ」を選択して、画面右上の「ウォレットを接続」をクリックしましょう。

ウォレットは「MetaMask」「Coinbase Wallet」「Wallet Connect」の3つが接続可能なウォレットになります。

今回はMetaMaskで手順を進めていきます。

ネットワークを選択

次にネットワークを選択していきましょう。

ネットワークは以下の5つから選択可能です。

  • Ethereum(イーサリアム)
  • Polygon(ポリゴン)
  • Optimism(オプティミズム)
  • Arbitrum(アービトラム)
  • Celo(セロ)

今回はEthereum(イーサリアム)を選択していきます。

トークンを選択

次に交換元となるトークンを選択していきましょう。

交換元となるトークン名またはトークンアドレスを入力しましょう。

次に交換したいトークンを入力して選択していきましょう。

交換したいトークン名またはトークンアドレスを入力して選択しましょう。

スワップを確定

今回はETHからUSDTにスワップを確定していきます。

交換したいトークン量を入力して、スリッページとネットワーク手数料を確認したらスワップをクリックしましょう。

スリッページとは注文を確定した価格と実際に成立した価格との差のことを指します。

相場が大きく変動した場合には、大きなスリッページが発生する可能性があります。

どのトークンも常に相場が変動しているので多少の価格差が生じます。

ネットワーク手数料はCEX(中央集権型取引所)に比べるとDEX(分散型取引所)は比較的コストを抑えられる点がポイントです。

スリッページとネットワーク手数料を確認できたらスワップを確定させてガス代を確認しましょう。

ガス代はEthereumネットワークの混雑具合で変動するので、日本時間の12時〜17時頃が安く抑えられそうですね。

ガス代の最安値は$2〜3ほどです。

Ethereumネットワークのガス代価格チャートはこちら

取引完了すれば実際に反映されているか、メタマスクを開いて確認しましょう。

反映されていればスワップの手順は終了になります。

ユニスワップのファーミングで収入を得る手順

ファーミングとは、仮想通貨を預けることで金利や手数料収入を報酬として獲得できることを指します。(正式名称:イールドファーミング)

Aさんが預けた仮想通貨をBさんがスワップ(交換)すると、Aさんに交換手数料が与えられ稼げるという仕組みになっています。

ユニスワップ料金計算ツール

預けるペアの仮想通貨とプール料金によって年間利回り(APY)が変動するのでこちらから確認しましょう。

ユニスワップV3料金計算ツールの画面の見方は以下の通りです。

  1. プールを選択
  2. プール料金を選択
  3. 1日あたりの料金の見積もり

上記3つを選択すると1日あたりの料金見積もりが算出されます。

年間利回りが高額であるほど稼げる金額が大きくなりますが、それに伴ってリスクが大きくなり損失を抱えることもあるので十分に注意して下さい。

  • 価格の暴落
  • リターンの振れ幅が大きい
  • 変動損失
  • ハッキング

などのリスクがあるので、高い利回りで運用予定の方は上記のリスクを理解した上で投資を行いましょう。

ペアの仮想通貨のTVL(Total value locked)とvalue24H・7Dは下記リンクから確認できます。

こちら

初心者の方は年利3〜5%を目安に設定してすると良いかもしれませんね。

ユニスワップでポジションを選択

それではペアにする仮想通貨とプール料金が決定すればポジションを作成していきましょう。

画面上の「プール」を選択して、矢印の「新しいポジション」をクリックしましょう。

次にペアとなる仮想通貨を選択していきましょう。

今回はETH・USDTを選択していきます。

補足として、預ける数量は金額ベースで1:1になるように設定します。

(例:ETH100ドル分とUSDT100ドル分)

次に預ける数量(プール料金)を入力しましょう。

また、ファーミングならではの「インパーマネントロス」という考えがあります。

詳しくは割愛しますが、ペアとして預けることにより価格が変動し損失を招くことを指します。

ファーミングを行う際に重要な知識なので、しっかりと理解しておきましょう。

預け入れる数量を入力したら完了です。

この時もガス代がかかるので注意しましょう。

Ethereumネットワークのガス代価格チャートはこちら

ユニスワップ手数料収入の確認・出金手順

先ほど設定したポジションは上記画像の黄色枠に表示されます。

この画面で、できることは以下の通りです。

  • 手数料収入の確認
  • さらに資金を追加
  • 手数料収入を出金

この3つが可能になります。

手数料収入を出金する際は、ガス代がかかるので注意しましょう。

Ethereumネットワークのガス代価格チャートはこちら

ユニスワップの使い方まとめ

今回はユニスワップの使い方について解説しました。

ユニスワップの注意点は以下の通りです。

注意点

  • ユニスワップにアクセスする際Google検索は避けて下さい。
  • ガス代が発生する場面が多いので、最安値で取引できる時間に行いましょう。
  • 年間利回りが高額であるほど稼げる金額が大きくなりますが、それに伴ってリスクが大きくなり損失を抱えることもあるので十分に注意して下さい。
  • ファーミングを行う際はインパーマネントロスをしっかりと理解して上で投資を行っていきましょう。

スワップ・ファーミングを初めて行う初心者の方は、少額から取引することをおすすめしています。

これらをしっかりと理解した上で投資を行っていきましょう。

今回は以上になります。

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